医療法人社団創和会

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お子様の歯について

子供の歯は生後6か月ごろ、前歯から生え始め、2歳頃にすべての乳歯(20本)が生えそろうのが一般的です。その後乳歯での生活が3~4年続き、6歳頃に乳歯の奥歯の後方から大人の歯が生えてきます。この歯を6才臼歯といい、乳歯のさらに奥歯に生えるためこの時点ではまだ子供の歯は抜けません。

この6才臼歯は生えてきたのを皮切りに前歯から乳歯が抜け始め、随時大人の歯が生えてきます。この時期を歯の交換期といい、11歳頃までにすべての乳歯が大人の歯に生え変わります。その後12歳頃になると、6才臼歯のさらに後方から大人の歯が生え28本の歯が揃い歯の咬み合わせの完成を迎えます。お子様が誕生し、小学校を卒業されるころまでの間、お口の中は激動の変化の連続です。この時期に歯のトラブルを起こさないよう、定期的に歯の点検や虫歯などにならないように予防することは正常な大人の歯の咬み合わせや歯並びの完成を迎えるためにはとても重要なことです。

大人になってからの歯医者嫌いにならないために

当院では、小さなお子様の治療は「嫌な思い出を残さない」ように行うことが一番重要なことと考えております。小さなころ歯医者さんで辛い経験をされ、大人になって歯医者になかなか行けないという方はとても多くいらっしゃいます。そのために、歯が虫歯で崩壊しても我慢の限界まで歯医者に通えずに結果入れ歯になってしまう。小さなお子様の未来を、大きくなってお年寄りになるまで美味しいものをたくさん食べる食生活を小さなころの「嫌な思い出」のために奪いかねないので、このことを非常に重要視しています。

お子様の治療の始め方

何度か歯医者に通っていて、もう治療に慣れているお子様は例外ですが歯医者がどうしても苦手なお子様の場合は色々なことに慣れていく必要があります。

例えば
  • ・虫歯が出来た場合は歯医者に行くことになれる。
  • ・歯医者の中に入ることになれる。
  • ・歯医者の治療台に座ることになれる。
  • ・お口を触られることになれる。
  • ・音やライトの光になれる。
  • ・先生になれる。
  • ・虫歯を治す。

このように焦らず慣れる手順を正しく見守ってあげると、小さなお子様でも最終的にはとてもがんばって歯科治療を受けてくれるようになります。虫歯が出来ているからといって、できない子を押さえつけて治療しては、先にお話ししたような大人になってからの問題に直面しかねません。
子供の歯は抜けてなくなるいわば代用品です。代用品を嫌な思いで直したがために、一生ものである大人の歯を直せなくなるということになりますので焦りは禁物です。
虫歯がある場合は虫歯進行抑制剤で進行を遅らせることもできますので、早期治療が必ずしも最優先ではない場合もございますので、お子様の頑張れる範囲で治療を進めてあげるとよいでしょう。

シーラント予防の重要性

先にお話しした「6才臼歯」は大人の歯の中で一番初めに生えてくる奥歯です。他の歯よりも早く、そして長い期間口腔内で細菌や歯石、プラークにさらされる歯ということになります。そのため一番虫歯になりやすい歯であるという統計が出ております。6才臼歯に限らず、生えてきたばかりの永久歯はまだ完全に丈夫に出来上がってはおらず生えてきて2~3年を経て丈夫な歯冠完成へと向かっていきます。したがって大人の歯が生えてきてから数年は非常に虫歯になるリスクが高く注意が必要です。中でも6才臼歯は特に注意が必要ということになります。

そういった歯を虫歯から守る予防処置としてシーラント充填という処置があります。奥歯の虫歯になりやすい溝を充填材で簡易的に埋めて虫歯を作りにくくすることができる処置方法で、歯を削ることなく比較的簡単に行える処置です。

歯を削らずにでき嫌な音も出ないため、虫歯予防はもちろん治療が苦手なお子様の最初の歯科治療の第一歩として行ってあげると、うまくできた達成感からとても自信がつきその後の本格歯科治療も克服してできるお子様が非常に多いです。処置そのものの有効性以外にも意味があるシーンが多いためそういったいろいろな側面から考えるとシーラント処置はとても重要な処置と言えるでしょう。